06 : 置き物レディ 5歳の猫・レディは、まるでオブジェのように佇む“置物レディ”だった。その静謐な存在に、ある日、若き猫・イブが首を突っ込んだ──言葉では測れない猫たちの時間と象徴をめぐる、ひとつの断章。